ニチコンマレーシアは1990年3月12日に設立され、授権資本金は1億MYR、払込資本金は6,300万MYRでありました。最初の製造及びオフィスビルは1990年にバンギ工業地区に建設され、敷地面積は48,280m2でありました。
アルミ電解コンデンサーの生産は、リードタイプのE-Capの導入から始まりました。
品質向上への取り組みとして、1993年12月にISO9002を取得し、2006年5月にISO9001に更新しました。
ブロックコンデンサ（スナップイン端子タイプ）アルミ電解コンデンサの生産開始しました。
「ニチコンは地球を大切に」をモットーに、SIRIMよりISO14001認証を取得しました。
当社ではEMS活動として5R（リデュース、リユース、リサイクル、修理、廃棄）の推進に注力しています。
自動車顧客の要件を満たすために、1999 年 7 月に SIRIM から QS9000 認証を取得し、2005 年 5 月に TS16949 にアップグレードされ、その後 2018 年 5 月に IATF16949 に変更されました。
ニチコンマレーシアの事業をさらに拡大するために、2000年に第2製造棟が建設されました。
2002年にE-Chipアルミ電解コンデンサの生産を開始されました。
2005 年にIntel社からサプライヤー継続的品質向上 (SCQI) 賞を受賞しました。
SCQI 賞は、Intel社のサプライヤーに対する最も名誉ある賞であり、インテルのビジネスの成功に不可欠とみなされる製品とサービスを提供した企業を表彰します。
ニチコン・マレーシアは、2012年にGeneral Motor社から名誉ある「サプライヤー品質優秀賞」を受賞しました。この賞は、General Motor社の独自の評価システムの厳しい品質要件を満たす優れた品質の製品を提供した厳選された企業に与えられます。
ニチコンはこれからも「不良品ゼロ」を目指し、お客様の期待を超える安心・安全な製品づくりに努めてまいります。
2018年には生産能力増強のため新倉庫を建設しました。
電力消費量を削減するために、電気自動車（EV）急速充電器とエネルギー貯蔵システムもニチコンマレーシアに設置されました。当社のEV急速充電器は一般公開されています。
自動車の要求に応える製品品質の向上を図るため、防塵室を設け、高品質な機械を導入しました。
二酸化炭素排出量削減とクリーン環境推進の取り組みとして、2020年にガスコージェネレーションと太陽光パネルシステムを
導入しました。
天然ガスから発電すると二酸化炭素排出量を 68% 削減できます。その上に自然冷却装置を介して廃熱を利用すると、炭素排出量はさらに合計で最大 72% 削減されます。
ニチコンマレーシア設立30周年を祝いました。
ニチコン・マレーシアは、2022年製造部門の労働安全衛生リスク管理においてMisHA Excellence Awardsを受賞しました。
この賞は、製造部門における安全と健康のリスク管理において優れた実績を示した組織を表彰し、表彰するプログラムです。
この賞プログラムは、組織が事業運営において安全衛生管理システムを優先し、労働安全衛生リスク管理のベストプラクティスを促進することを奨励し、動機づけることを目的としています。
ニチコンマレーシアの生産能力増強のための新社屋の起工式。